2020年12月16日

Column

薪香る自然栽培玄米もち

いよいよ冬本番。お餅が恋しい季節になってきました。

自然栽培米で作られている「玄米丸もち」は、原材料はもち米と米粉のみと、とてもシンプル。
それでいて、お米の味、甘みをしっかり感じられるお餅です。

パッケージを手にとってまず目に入ったのは、袋の裏にあった「カマドで蒸しているのでほんのり薪の香りがします」という言葉。
個人的なことですが…このお餅が作られている朝来市和田山町がある但馬地方は、私の出身地。
焼き上がったお餅を口に入れたとたん、その香ばしさに、冬の冷たい空気と薪のにおい、どこか懐かしい感覚がよみがえりました。

ふっくらとしたなめらかさの中に、玄米餅ならではの粒感、これがたまらなくおいしい!香ばしさとお米の甘味のバランスが絶妙で、普段は白餅派の夫も思わず「おいしい」とうなるほど。

特に何も味をつけることもなく食べていたのですが、手が止まらなくなり「もうちょっと食べたい!」といそいそとおかわりを焼きました。

こだわりのお米で丁寧に作られていることが、ひと口ごとにダイレクトに伝わる味。
他で売っているお餅とはひと味もふた味もちがう、季節限定のおいしさです。

Saoko Narita

CA ORGANIC ASHIYA 芦屋市大原町12-1
CA ORGANIC KURAKUEN 西宮市南越木岩町6-5